境内案内

【日枝神社境内】

境内は、今の横浜の発展の礎となる重要な史跡であるとして、平成2年には横浜市教育委員会より「横浜市地域史跡」に登録されました。
震災や戦災により残念ながら創建当時の面影を示す物は殆ど残っておりませんが、境内の片隅には、創建翌年に奉納された一対の手水鉢が残っています。

市街地の中では珍しく木々が生い茂り、普段は静けさを保っていますが、小学四年の社会科教科書や参考書などの教材にも紹介されており、子供たちを始め、歴史散策で神社を訪れる人は後を絶ちません。
お三の宮日枝神社は今でも「横浜開拓の守護神」として、氏子をはじめ横浜の多くの人々に御崇敬を戴いています。

神楽殿 境内裏 社殿 お三の宮日枝幼稚園 手水舎 石燈籠 手水鉢 狛犬 狛犬 狛犬 狛犬 山王鳥居 招魂社 授与所 社務所 神社大神輿庫 堰神社

施設名称をクリックすると写真が表示されます

山王鳥居
鳥居の上に合掌形の破風のついた日枝神社特有の「山王鳥居」です。
平成25年、ご鎮座340年を奉祝し建てられました。

手水舎 ~ 洗心 ~
センサーに手をかざすと吐水口から水が出る目新しい手水舎です。
参拝前に心身をお清めください。
蟇股には当神社の神さまのお使い「神猿さん」(表面:男神猿・裏面:赤ん坊を抱いた女神猿)の彫刻が施されており、皆さまをお迎えします。
吉田新田完成350周年を記念して建てられました。



社殿

渡り廊下


狛犬
平成のご大典奉祝記念で建立されました。
阿吽の呼吸で、大神様をお守りしています。


狛犬
明治の終わり、日露戦捷記念で建てられた狛犬です。砲弾を抱えています。

授与所・事務所
ご朱印、お守り等を受ける方、ご祈祷・ご参拝の方は、こちらへお越し下さい。

神楽殿
例大祭開催期間中、お囃子・唄・踊り・太鼓等、様々な演芸が奉納されます。
立派なたたずまいから、かつて稲荷神社の社殿だったことがうかがえます。(昭和52年日枝神社に合祀されました)

招魂社
太平洋戦争で亡くなられた氏子内の軍人軍属290余柱が祀られています。横浜大空襲のあった5月下旬に慰霊祭が執り行われます。

旧手水鉢
延宝2年に寄進された石製の水鉢です。
神社が創建された当時の貴重なものです。

苦難除けの石灯籠
先の東日本大震災により倒壊してしまいました。
その際、周辺に多くの車や子供大人がいたにも拘わらず、被害が全くなかったことから、「苦難除けの石燈籠」と呼ばれています。
そのご神徳と、未曾有の大震災を次の世代へ伝える証人として、そのまま配置しています。

社務所正面玄関

神社大神輿庫
「千貫神輿」と呼ばれる、社宝大神輿(昭和9年奉納)が納められています。
扉は例大祭時のみ開けられます。

堰神社
吉田新田の用水堰の守神として、水速女神(みずはやめのかみ)が祀られたほか、現在では道祖社、長者稲荷社、庚神社が合祀されています。
「せき」の読みから、咳の病に霊験あらたかと云われ、いつしか咳の神様と信仰されるようになりました。

境内裏
横浜石工連合組合の慰霊碑があります。10月に慰霊祭が執り行われます。
ほか、氏子中の神輿庫が並びます。

お三の宮日枝幼稚園
昭和27年、緑豊かな境内に設立されました。
7,000人以上の子供たちが巣立っています。

境内見学について

~ 境内をご見学・ご利用の方へ~

小学生の授業の一環で見学される方
散策においでの皆さまは、下記のことについてご理解ご協力の程お願い致します

境内は公園や遊び場ではなく神さまにお参りをする所です
謹んだ行動を心掛けて下さい

そして… どなた様も必ず神さまにお参りを致しましょう
お参りの作法は「二拝二拍一拝」です

  1. 境内に入る時・出る時は、神さまに一礼を
  2. 社務所にお声を掛けて頂ければ幸いです
    お名前・利用目的・時間・人数など・・・お知らせ下さい
  3. 参拝・見学以外の活動は、ご社殿向かって左側(幼稚園側・土の部分)で行うようにして、なるべく大声を出さないように注意をして下さい
  4. ご社殿正面の参道(石畳)に座ったり・参道に荷物を置くなど、お参りされている方の迷惑にならないよう十分注意して下さい
    特に、ご祈祷中は出来るだけお静かにお願いします
  5. ご社殿向かって右側(じゃりの部分)は、特にマナーを守って行動して下さい
  6. 境内の施設にむやみに触ったり、乗ったりしない・・・とても危険です
  7. 授与品・おみくじ等は大事に扱い、むやみに触らないで下さい
  8. じゃりで遊ぶ・石を投げる・樹木などに乗るなどは禁止です
  9. じゃり石が参道に出てしまった・何かを傷付けてしまった・何かを壊してしまったなどがございましたら、必ずご一報願います
  10. 大勢の方が利用できるトイレはございませんのでご了承下さい

正面より社殿を眺む